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COLUMN ── 粗利改善の実務

粗利改善コンサルの費用相場と選び方 ── 固定報酬と成功報酬の違い

公開 2026-10-02 | 執筆 大越 隆行
この記事の要点
  1. 中小製造業向けコンサルの費用は、大手・中堅で数百万円〜、税理士は顧問料の範囲、補助金コンサルは着手金+成功報酬が一般的です。
  2. 選ぶ基準は3つ。①品番別・取引先別の粗利を見るか、②代表本人が現場に入るか、③成果(増えた粗利)に報酬が連動するか。
  3. 粗利ドックは、1日診断10万円(税抜)から始められ、成功報酬は増えた粗利額の20%にだけ連動します。

費用の相場 ── 誰に頼むかで桁が変わる

一般的な傾向を整理したもので、個別の事務所・企業によって異なります。

固定報酬と成功報酬の違い

固定報酬は、提案書を出して終わっても報酬が発生します。成功報酬は、数字が動かなければ報酬が発生しません。粗利ドックは、年間顧問の12ヶ月で実際に増えた粗利額の20%を成功報酬とし、増えていなければゼロです。基準となる粗利率は着手前に書面で合意します。

売上や営業利益ではなく「増えた粗利額」に連動させるのは、営業利益が役員報酬や減価償却で動く一方、粗利は価格と原価の現実だけでできているからです。

選ぶときの3つの確認ポイント

粗利ドックの料金体系

年商8億円の会社が粗利率を17%→20%にした場合:1年目に増える粗利2,400万円、お支払い総額1,030万円(診断10+スプリント180+顧問360+成功報酬480)、手元に残るのは1,370万円。※モデル計算で、成果を保証するものではありません。

まず1日診断から

診断だけで終えることも、90日スプリントや年間顧問に進むこともできます。診断レポートは御社のものとしてお渡しするので、銀行への説明資料としても使えます。

ARARI DOCK ── 1日診断
どこで粗利が漏れているか、いくら取り戻せるかを、1日で数字にします。

代表が1日現場に入り、品番別・取引先別の粗利をA4・8ページの診断レポートに。診断10万円(税抜)、診断だけで終了も可。成功報酬は増えた粗利額の20%にだけ連動します。

よくある質問

粗利ドックの診断は本当に10万円だけですか?

はい。1日の現場同行、品番・取引先・原価の分解、A4・8ページの診断レポート、60分の読み合わせを含めて100,000円(税抜)です。地方・遠方の場合は交通費・旅費が実費精算になります。

成功報酬の基準はどう決まりますか?

着手前に基準となる粗利率を書面で合意し、年間顧問の12ヶ月で増えた粗利額(基準粗利率との差×売上高)の20%を、顧問終了時に一度だけいただきます。

秘密保持はどうなっていますか?

診断前に秘密保持契約を締結します。お預かりした資料は診断終了後に返却または削除し、他社の事例として使うことはありません。

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執筆:大越 隆行(T&Fアセットマネジメント株式会社 代表取締役兼CEO)Amazonで世界基準のオペレーションに携わった後、プライム上場企業の構造改革推進室で値上げ交渉・事業再生・撤退・M&Aを実行。粗利ドックの診断・伴走・再建はすべて本人が現場に入ります。プロフィール